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2007/12/17 月曜日

DoEvents 関数

Filed under: Windows Tips, VB6.0 — えいじ @ 19:29:31

発生したイベントがオペレーティング システムによって処理されるように、プログラムで占有していた制御をオペレーティング システムに渡すフロー制御関数です。

構文

DoEvents( )

解説

Visual Basic Learning Edition など、単体で実行される Visual Basic では、DoEvents 関数は開かれているフォームの数を示す整数型 (Integer) の値を返します。他のすべてのアプリケーションでは、DoEvents 関数は 0 を返します。

DoEvents 関数は、オペレーティング システムに制御を渡します。オペレーティング システムがキュー (処理の待ち行列) に入っているイベントの処理を終了し、SendKeys ステートメントのキューに入っているすべてのキー入力が送られるまで制御は戻りません。

DoEvents 関数は、ファイルの検索などで処理が開始された後で、ユーザーがキャンセルできるようにするときに役立ちます。処理の実行が長い場合、処理プログラムで行う方が、タイマーを使ったり、ActiveX コンポーネントにタスクを渡すよりよい方法です。後の場合、アプリケーションから独立させてタスクを続行できます。そしてオペレーティング システムでは、マルチタスクと時間分割を利用します。

注意 イベント プロシージャから一時的な処理が発生するときは、最初に呼び出した処理から制御が戻ってくるまでは、プロシージャがプログラムの別の場所で実行されることがないように注意する必要があります。別の場所で実行された場合、結果は予測できません。また、制御をオペレーティング システムに渡している間、他のアプリケーションが、確認できない方法でプロシージャとやり取りを行う可能性があるときは、DoEvents 関数は使わないでください。

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